フェリーの中には・・・口ひげをたくわえた眼光鋭い「いかにも」なモロッコ人男性と、
ジュラバ(
「アラビアのロレンス」(古っ!)が着てる、だらーんとしたフード付きコート)を着てちゃんと頭にスカーフ姿を巻いて、更に鼻から下は黒い布で隠して、目だけしか出していないモロッコ人らしき女性がチラホラ。
あとはきゃっきゃ言って騒いでる白人の団体ツアー客しかいない・・・。
フェリーの中で空いてる席を見つけたので、緊張のあまり背筋を思いっきり伸ばしながら、とりあえず周りの様子をキョロキョロ窺っていた。記入した入国カードはどうすればいいの??モロッコに着いてから提出するのかなあ?と心配になったので、隣にいたジュラバを着た女の人に入国カードを見せたら、
「向こうに提出する場所がある(完璧に想像で解釈)」と教えてくれた。向こうって?と見てみると、たしかに「入国管理机」みたいなのがあって、その前にははてしなく長い行列が。
ジュラバを着たこのモロッコ人女性に
「席はみていてあげるから提出しに行って来なさい(これまた完璧に想像)」と言われたので、延々と続く行列の最後尾に並び、
「なんなら入国拒否されて
このままスペインに戻ってもいいかも・・・」 と、かなり弱気になりながら順番を待っていた。
なのに係官に入国カードを提出すると、そこでなんのお咎めもなく、パスポートにモロッコのスタンプが押された。。。ああこれでタンジェに着いたら絶対にフェリーを降りないといけないんだ私。
先ほどの席に戻ると、ジュラバを着た女の人はほんとにちゃんと席を取っていてくれた。ありがとうモロッコの人・・・これで少しだけ安心できたような気がします。
と思ったのも束の間、モロッコ人にとって、東洋人は珍しいようで、あちこちから突き刺さりそうな視線を感じる。スロバキアの田舎でジロジロ見られて以来の緊張だ。
しかも今の私の服装ったら・・・Estepona(エステポナ)もアルヘシラスも晴れてて暑かったので、いつものように裸の大将風半パンに半袖Tシャツ。
白人の女性観光客の方が明らかに私より肉感的だし服装もノースリーブだしパンツの丈だって短いのに!!
なんで私ばっかりジロジロ見られるのよう!!
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