Barにいたセニョール(おじちゃん)の一人が「どこに行きたい?(多分)」と聞いてくれたので、「歩き方」を見せつつ、またしても
「Donde esta La Terraza?(La Terraza はどこですか?)」
と聞いてみると、別のセニョールが「近くまで行くから連れてってやろうか?(多分)」と言ってくれた。
知らない人の車に乗るのは危険って重々承知だけど、こんな田舎に殺人犯なんていないでしょ、フランス国境からアンドラ公国(滞在10分間・・・)に連れてってくれた子達も親切だったし。と瞬時に考え、セニョールにお願いしてLa Terrazaに連れてってもらうことにした。
どれくらい時間がかかるのかな?やっぱりスペイン語で話しないとダメかなあ・・・えーとSoy japonesa(私は日本人の女性)、Soy viajera(私は女性旅行者)等々、使えそうなセンテンスを大急ぎで頭の中で整理していると、セニョールはなんと私を軽トラっぽい車の荷台に乗せてくれた・・・。
しかも、荷台にはセニョールの飼い犬(老犬そうだけどまあまあ大型犬)もいて、突然乗り込んできた私をかなり胡乱な目で見ている。。。
こっ怖い・・・ でっかい犬に見つめられ、雨に濡れながら緊張しながら荷台で揺られることしばし。
「La Terraza!」というセニョールの声にホッとして、荷台から降り、「gracias!(ありがとう)」と言った時に軽トラの助手席を見てみると、可愛らしい小型犬が・・・
人は荷台で犬が助手席。 まあ危険な事が起こらなくてよかったってことで!
犬とあいのりして連れてきてもらったLa Terrazaから見下ろすカサレスの町は、ほんとにいい風情だった。

(晴れてたらきっとこんな感じだっただろうな〜)
緑の山懐に抱かれた白い乙女とでもいおうか、村の一段高い場所にエンカルナシオン教会があり、それを取り巻く建物の白い壁が、一所懸命に
色黒のお姫様を守ろうとしている色白の兵隊みたい。
箱庭にして日本に持って帰りたいなあ。惜しむらくはお天気が悪い事で、晴れてたらここから地中海まで見渡せたらしい。兵隊みたいな白い壁も、カラっと晴れた青空の下で見ればもっともっと輝いて見えただろうな。ちょっとだけ残念・・・。まあまたいつか晴れた日にくればいいか。次の旅の宿題ができたと思っておこう。
いい気分になってカサレスの中心地(というか広場)に戻り、Estepona(エステポナ)行きのバスに乗ろうとすると、いれかわりで「N本旅行」のバッヂを胸やナナメがけのショルダーバッグに付けた団体ツアー客のご一行様が大騒ぎでやってきた。さすが「日本で最も有名な白い村」だなあ・・・いれかわりでよかった。なんとなく。。。

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