アルカサバで「ここをアルハンブラと比べるなんて!」と少しプリプリした後、Maraga(マラガ)のセントロ(中心地)まで戻り、カテドラルとピカソの生家も見学してみた。
このカテドラルもとにかく大きい!天井にも彫刻で色々と柄がついてて賑やかしい。
ムチムチした感じの
「聖セバスチアンの殉教」、
えらい筋肉質なキリストが印象的な「ピエタ」などなど、肉感的な彫刻に目を奪われながらも興味は賑やかしい天井に向いていた。
聖堂前のベンチに腰掛けて、ヒブラルファロやアルカサバから見下ろしたマラガの街の広さや海の青さ、海岸沿いに広がる大きな公園なんかを思い出してニヤついていた。晴れた日に海を見下ろしてぼーっとしているだけで嬉しいなんて、私ってほんと海が好きなんだなあ。
きっと前世は船乗りか海人だったに違いない。 一方ピカソの生家は入場料無料なだけあり、ごく普通の建物で、看板がなければ多分見過ごしてたと思う。あれでお金を取られたらここで悪口のひとつも書いてるだろうけど、無料だから許す。
隣の建物に「ここがピカソの生家です」って看板が出てでも違和感がないくらいの「観光名所」だった。ポーランドで
キュリー夫人の生家を見学した時はあんなに感動したのに・・・。ブラブラ放浪しているうちに感受性が鈍ってきたのかも。
Barでお昼の休憩時の定番、カフェ コン イエロ(アイスコーヒー)など飲んで1日マラガを歩き回り、満足して帰りのバスに乗り込むと・・・オジジとオババで超満員のバスの中は恐ろしいくらいの大騒ぎ。
おじいさんもおばあさんも、お天気のいい日に観光できてテンションが上がってるのは分かるけど、
騒がしさが尋常じゃない。すっごい大声でおしゃべりしてたり、いきなり歌を歌いだすおばあさんがいれば、席に座ったままバスの運転手さんに何か話しかけ、無視されたら
「運転手!返事しろ!!(多分)」って怒鳴りだすおじいさんがいたり。
日本の女子中高生(この人たちも腹に据えかねるくらい騒がしいけど)どころのレベルじゃない。
どうせ残り少ないこの余生、ここを先途と騒ぎ倒してやる!って感じの騒がしさに、
「これがラテンの血か・・・」と感心したり「あんたら黙ってたら死ぬんか!ちっと静かにできへんか!」と毒づきたくなったり。
海岸沿いを走るバスの中での1時間と30分間はまさに苦行。フリヒリアナに戻った時は心底ホッとした。ああ疲れた・・・。

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