フランス人老夫婦とお別れしてネルハに戻り、まずは「ヨーロッパのバルコニー」に向かい明日からの予定を考える。ネルハみたいに小さい町じゃなくて、次は大きな街に行こうかな。マラガとか。なんて思いつつ、今日も部屋に届いてたフリーペーパーと新聞を見てみると、明後日から6日間もマラガでインターナショナルスチューデントフェア(??)というものが開催されるらしい。
インターナショナルスチューデントフェア・・・街中に英語を話す若者が溢れかえるわけね。宿も見つけにくくなりそうだし。。。できれば避けて通りたいなあ。
絶対マラガに泊まりたい!って訳でもないし、他の町に移動するつもりで、「歩き方」をガン読しながら、ビーチで波と戯れる観光客を見ていた。私も泳ぎたいけどこの涼しさじゃなあ・・・
白人の肌って、東洋人に比べて絶対的に冷感温感センサーが鈍いと思う。 バスターミナルでネルハから他のコスタ デル ソルの町に行くバスの時刻表を貰ったり、宿の裏手に回り、通ったことのない路地をブラブラ歩いている間に、ゆっくりと山のむこうに日が落ちはじめた。
すると
清少納言のいう「山ぎは」あたりが印象派の画家が描いたようなピンクとブルーの混じった、ほんわりと柔らかな優しい色に染まっていく。
山の手前は少し高台の住宅地になってて、そのおうちの庭に植えられた椰子の木が黒い影にしか見えなくて、印象派カラーの空の色とすごく調和してる。一幅の絵画みたい。
21:00前になっても空からピンク色が消えそうにないので、ぜひ夜空も見てみたい!と思い、近くのベンチに腰掛けて待つこと1時間。。。
22:00になってもまだあたりはほんのり明るいまま・・・なので、先に晩ゴハン食べようとかな〜と思い、ヨーロッパのバルコニーまで戻って来ると、あらなんだかとっても賑やかしい。
近づいてみると、バルコニーが見渡せる展望台でセニョール(おじちゃん)たちのバンドが演奏をしていた。バルセロナのランブラス通りで見て以来の大道芸に嬉しくなり、ゴハンも忘れて聴き入っていた。
すると、いつかどこかで聴いた覚えのある曲が流れ・・・あれ??これいつ聴いた?日本で聴いたよ??と思いながら遠い記憶をたどっていると、
♪コーヒールンバに行き着いた。スペイン語のコーヒールンバって・・・
でも集中して聴けば聴くほど、「昔 アッラブの えっらい お坊 さんがっ」って歌詞がよみがえってくる。しかも
荻野目洋子のじゃなく、
西田佐知子の声が・・・。
♪みんな陽気に〜飲んで踊ろう〜 愛のコーヒー ルンバっ と口ずさみながら、星を見たくてできるだけライトの明かりの届かない、暗い方を目指して歩いた。時間は23:00くらいになってたかな。
北斗七星がすごくハッキリ見えたので嬉しくなって上ばかり見ていた。
ああシアワセ。
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