能書きはそれくらいにして、まずはアルハンブラ宮殿本体(?)から少し離れた所に建てられた、王様の夏の別荘、「ヘネラリフェ」から見学することに。

天にも届けとばかりにすくすく伸びる緑濃い糸杉、白い壁と色あざやかな花々に囲まれて、小川のせせらぎまで聞こえる、迷路みたいな優雅なお庭。少し開けた場所には噴水があったりして、暑い夏でも涼しさを感じられるような工夫がいたるところに見え隠れ。建物に彫られた彫刻を見ても、アラビア文字のような模様があったりして、ヨーロッパにいながらにしてアラブの風を感じてみたり。。。
「夏の離宮」でこんなにアラビアンアラビアンしてるんだったら本体は一体どんなことになってるんだろう?とワクワクしながら向かった王宮は・・・
めまいがしそうなくらいのアラビア風味!!!
こんなに手が込んだお城、
今まで見たことなーーーいっ!!!これぞ THE カルチャーショック!!
もうほんとに建物のいたるところが彫刻で装飾されている。こんなに彫刻彫刻彫刻彫刻だらけのお城見るのは生まれて初めてなので、何をみてもどこも見ても驚いてしまい・・・建物の天井から梁から壁から窓から隅々まで真剣に、(でも口はぽかーーんと開いたままで)視線で穴開くんじゃないの?と思うくらい、つくづくと眺めていた。
王宮の中はいくつかの部屋に分かれていて、中でも「大使の間」に施された、天井から滴ってきそうな彫刻、「鍾乳石飾り」(モカラベス)は圧巻だった。

ほぼ壁と同じ、石の色をしている色鍾乳石飾りだけど、部分部分にほんのりと当時の青い彩色が残っているところもあったりして、この青さがまたとっても風情があるんだな。こんな部屋で接待なんかされた日には絶対に夢見心地になってしまうだろうなあ。どんなに有能な大使でも、イスラムの王様の無理な要求を呑んでしまうに違いない!と思ってみたり。「二姉妹の間」の鍾乳石飾りも素晴らしかったなあ・・・。
極上の彫刻が施された室内から視線を転じ、窓から見える風景はというと、アルハンブラ宮殿の城塞都市として名高いアルバイシンの白い町並みと青い空が一幅の絵のようで、ああもうほんとにグラナダに来ました
グーラーナーダーにーーー!!って感じで血が騒いで仕方がない。
白くて落ち着いた町並みのアルバイシンの住人は、
スペインのレコンキスタ(国土回復運動)の軍勢に押されながらも、最後まで抵抗し続けたらしい。スペインの歴史の光と影が凝縮されたアルハンブラ・・・深いなあ。
とにかく宮殿もヘネラリフェも見どころだらけで、いざ写真を撮ろうと思ってもどこをどう撮ればいいのやら。キレイというよりスゴイ代物。これが人間の手で作られたなんてねえ。。。アラブ人ってすごい。ほんと尊敬に値する。あれだけの彫刻をほどこす為に、どれくらいたくさんの人が携わったことか。いやはや権力って大したものだなあ。あんな宮殿を人力で作らせるだなんて・・・。

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