セントロのバス停で降りたのはいいけど、手荷物預かり所なんて見あたらないし、朝ゴハン食べたばかりなのでお茶する気もないし(第一お店が開いてない)、観光案内所も宿泊予約所もまだ開いてないだろうな〜と思ったので、タヌ夫さんを引っ張って、掟破りの早朝宿探しに挑戦することにした。(ほんとは前日の宿泊客がチェックアウトする11:00以降に探し始めるのが正しい安宿の探し方。)
よい子のみんなは早朝に新たな街に着くような旅程は組まないでね。 まずは目に付いた☆☆のオスタル(民宿)。
二つ星かあ、宿代高そ〜と思いながら入ってみたら1泊3,000円くらい。4泊以上で1泊2,500円に値下げらしい。
高すぎる!(なんせ前日まで1泊1,200円で宿泊してた女だから)ってすぐに断わって次の宿を探しに行けばよかったのに、バルセロナの宿探しで宿のセニョーラに
「1時間だけタヌ夫預かって〜」と甘えて、結局6時間くらい預かりっぱなし(しかも無料で)だった事を思い出し、ここでも「1時間だけタヌ夫預かって〜。お願いセニョーラ!」と可愛くお願いしてみたけど・・・
「ふざけんな!」って感じで、
タヌ夫もろともおん出されてしまった。
「2度と来るな!」っぽい捨て台詞と共に、ガシャンってドアに鍵までかけられて・・・。
アンダルシアのお宿のセニョーラは、ちょっと手強い。 手強いセニョーラの宿を後にして、ぶらぶら歩くこと3分。オスタルの看板だらけの地区にやって来た。勘で歩いてもなんとかなるものだなあ。
とりあえず一番手前にあったオスタルに入ってみた。セニョーラが出てきて「今満室だけど少し待ってて(多分)」というのでタヌ夫と共につくねんとその建物で待つことしばし。
隣のビルにも同じ家族が経営してるペンシオン(ペンション)があるらしく、そこなら空いてるとのこと。お部屋を見に行くと、明らかに今まで家族の誰かが寝てたっぽいお部屋ではあったけど(ベッドのシーツがしわくちゃだった)、窓も大きくて通りに面してて明るくて、洗面台(今回はちゃんとお水も出る)がついたお部屋が
1泊1,500円! 文句なし!2件目にしてグラナダのお宿決定!ってことで、お部屋を見せてくれたセニョーラと一緒に、最初に入った建物にタヌ夫を引き取りに行くと、一人のセニョールが帰宅してきたところだった。ん?見覚えのある顔・・・と思ったら。
グラナダ駅で私がけんもほろろに「No gracias(結構です)!」って断わった、客引きのセニョールだった・・・。
だってだって他のセニョールは「1泊3,000円!」とか「1泊2,500円!」とか声かけてくるのに、このセニョールは「1泊1,500円」とか言うから・・・「他の宿より安すぎる。きっとバスセロナで泊まってたユースもどきの宿にみたいにちゃちな部屋に違いない!なんなら相部屋の可能性もあるよね!」と安すぎる宿代ゆえに否定的な判断をしてしまい、エラそうに断わってしまったんだなあ。
なのに結局そのセニョールの経営するお宿にお世話になるなんて・・・いやお恥ずかしい。
でもセニョールはそんな瑣末な事を気にしちゃいないようで、
「オー!セニョリータ、さっき私とグラナダ駅で会ったよね?」なんてイジワルも言われなかった。ほっ。

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