パッとしない闘牛観戦後、いつものようにゴハン食べてからランブラス通りをブラブラしている時に、Kくんの後ろを歩いていたスペイン人っぽい若造が、Kくんの背負ってる
リュックのファスナーを開けようとするのを目撃してこれまたヒヤヒヤした。
リュック背負ってるKくんは全く気がつかなかったそうで、
「危ない!!」って言って私が立ち止まったら
「何が?」って感じで拍子抜けしてしまった・・・。あなた、ほんとにエジプトに何年も住んでた猛者なの??
スリは堂々としたもので、私が
「ソコーロ(助けて)!」(スリにあって『助けて!』って言うのもおかしいけど)と大声を出しかけると「今何時?時間教えてもらおうと思って」みたいな事を早口で言いながらしれっと足早に去って行った。あんなに普通に仕事するのねスリって。あーーー驚いた。
その後もプラプラと2人で散歩し続け、
バルセロネータの浜を踏破し、シウタデリャ公園の動物園の裏を通り(夜の動物園って色々な動物の鳴き声がハッキリ聞こえてちょっと怖かった。やっぱ動物って基本夜行性なのだなあ)、お宿に戻ってきた。明日でバルセロナも最後かあ・・・。
サグラダファミリア、すごかったなあ・・・
ダリ美術館、(バルセロナじゃないけど)面白かったなあ・・・
サルダーナ、難しかったなあ・・・ 二等席の夜行列車なんて絶対に寝られるわけがないと思ったので、寝溜めをしようと頑張って朝寝坊してみた。
翌日目覚めたら10:00。11:00のチェックアウトに間に合うよう、散らかし放題の部屋を片付けて、夜まで荷物を預かってくれるというKくんの厚意に感謝しつつ、久しぶりに家に電話でもしてみるかなと思って郵便局に行った。
ここは先日鳩フンを浴びた時にとりあえず駆け込んだ郵便局。そういえばここで初めてKくんと出会ったんだな~。鳩フンを浴びなければKくんと会うこともなかったのかも。
人との出会いって、ほんと偶然の積み重ねなんだなあ・・・。 とりあえず家に電話して元気でやってるから心配ないで~とのん気に報告したところ、なぜかVカードクレジット会社から
「お嬢様(私ね)がポーランドでスラれた財布にVカードが入ってたという証明書類が必要ですので送って下さい」って依頼があったらしい。なぜ今頃??
よく分からないけど「盗難証明書は帰国してから他のクレジットカード会社(使えないAカードね)に提出しないとダメなので、FAXでもいいですか?」とVカードの緊急発行デスク電話で確認。
「ご自宅に『Vカード宛』の封筒をお送りしておりますので、一旦ご自宅に盗難証明書をFAXして頂き、おうちの方から弊社に返信をお願いしていてだけますか?」とのことなので、言われた通りに自宅にFAXを送ったところ・・・
私は
日本-スペイン間の物理的距離を甘くみていたようで、
FAX送信料は泣きたいくらいにお高く。
たった1枚の紙切れを送信するだけで
2,400円も支払った。2,400円・・・闘牛1回分、menu3回分、宿代2泊分!!
一度スリにあうと、こんなに後々まで無駄な出費がかかるなんて。もう二度とスリの被害者にはなりますまい!と心に固く誓う私だった。

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