翌日。
バルセロナに着いた日にライトアップを見に行ったカテドラルの内部を見学。
やたらとたくさん礼拝堂があり、しかもほぼ全てキンキラキンで豪華絢爛。日曜なのでミサも見られてトクした気分。
でも今日のお目当ては、毎日曜にカテドラルの前で開かれる
「サルダーナ」に参加することなので、12:00ジャストにカテドラルを後にした。
「サルダーナ」とは、カタルーニャに古くから伝わる民族舞踊で、みんなで手をつないで輪になってフォークダンスみたいに踊ることで、みんなでひとつの輪を作るんじゃなく、いくつもの団体があるみたいで、カテドラル前には人の輪がいっぱいできてる。
観光客だけの無料で踊れる輪もあるけど、「歩き方」によるといくらかの寄付をしてバッヂをもらい、それをつけてからでないと参加できない輪もあるらしく。どうせなら地元の人たちと一緒に踊りたいなあ。
カテドラルから一歩出たら、うわっ!人だらけ!!

おじいちゃんおばあちゃんたちばかりの輪はとてつもなくでかく、ステップも小さくって動きもゆっくりしてるけど、若い子たちの輪を見ると、(サルダーナは老いも若きも同じステップのようだが)跳んだりはねたりすごくハードな感じ。
ステップ自体はこれまた「歩き方」に書いてるように、さほど難しくはなさそうだけど、踊ってる人たちの一体感がものすごく、例えるならば日本の夏の盆踊り、河内音頭の輪の中に外人が乱入しても
「なんや知らんけど
おもろい外人が入ってきよったでえ!」って感じやろうけど、『サルダーナはかつて
フランコ独裁政権時代、カタルーニャが弾圧された時も民族の団結の象徴として踊り継がれてきた(これまた歩き方より)』なんて背景を知ってしまっただけに、
「民族の団結の象徴に
異国からの旅人が乱入してよいものだろうか・・・」と考えることしばし。(この気遣い。THE A型)
しかしそんな細やかな心配りができないのであろう若い観光客たちは
(きっとアメリカ人に違いないと思うが)ドッと無料で踊れる輪の中に乱入していって(誰一人寄付なんか払っちゃいねえ)、ステップやリズムを乱すこと甚だしい。ケッ気配りのできない民族め!などと心で毒を吐きつつも、あの大胆なところというか神経の図太さがちょっぴり羨ましかったり・・・。
2回分の踊りのサイクル(1サイクル15分くらい。演奏は街の有志で作られた楽隊がしてくれる)を見てから、踊りやすそうな感じのセニョーラたちの輪を見つけて
「私もいれて〜」って寄付して

こんなシール貰って参加してみたけど・・・
参った。全っ然踊れない。こんなゆったりしたリズムで、ステップも簡単そうなのに〜!!
(ちゃんと寄付したし)一度は私を輪に入れてくれたセニョーラたちは、全く踊れない私をひどく邪険に扱い始め、1サイクルが終わる前に隣で踊ってた外人グループのちっこい輪に追っぱらわれたのだった。
この輪で踊るなら寄付することなんてなかったのに〜、と思いつつ、
「ステップ間違えたら怒られる!」という妙なプレッシャーから解放され、とても気楽にフラフラと4サイクルも踊ってしまった。邪険にされて、かえってよかったのかも。。。

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