結局1:30くらいにお宿に戻ってきた。頭痛い・・・飲みすぎた。。。
今朝フロントの女の子に「シウスプラウってpor favorと同じ意味?」って聞いてみたら、「Si(Yes)!」とのこと。よかった、私卑猥な言葉を連呼してたわけじゃなかったのね・・・。でもじゃああんなに大笑いすることないんじゃない?昨日のおっちゃんもにーちゃんも。。。
疑問も解決したところで、今日のテーマは
「ガウディを巡る旅」 まずは「バトリョさんち」を意味する「カサ バトリョ」。海をテーマにした建物で、壁に貼られた色ガラスが太陽の光に反射してキラキラひかる。「内部見学不可」なのに、建物のドアから普通に出入りしている人がいるのがとっても気になる。もしかして住人?交渉次第では中も見せてもらえるも??と思ったものの、交渉するほどの語学力がないことに気づきあえなく断念。。。
続いては「ミラさんち」を意味する「カサ ミラ」。

バルセロナの青い空に、白い石造りの建物が映えてとってもいい感じ。バトリョさんちは海がテーマだったけど、ミラさんちのテーマは山。山がテーマなのに、なぜか建物全体が波打ってるみたいに見える。バルコニーのつくりがとっても凝ったつくりで、建物のどの部分みてもうねうねした感じでこれはおうちじゃないなあ・・・って思った。彫刻みたい。(実際ミラさんちは彫像っていう方法で作られたらしい)
前菜・スープと楽しんだら、メインはやっぱり「サグラダ・ファミリア聖堂」でしょう!
前任者の辞任後、当時31歳のガウディが建築を引き継ぎ、それから43年間、心血を注いで打ち込んだ未完の大偉業。

まずは東側から、「ご生誕の正面」。今まで各国で見てきた「教会」「聖堂」ってものとは、まるっきり違う。スゴイとかキレイとかいうよりも、強烈に
「変わった建物だなあ」と思ってしまう。鐘を鳴らす時に、音響がよくなるようにたくさんの板をさしたような8本の塔は、天に向かってにょきにょき伸びる、生命力に満ち溢れた植物(土筆とかタケノコ風)みたい。
塔の内部は自由に行き来できて、階段でできた迷路みたい。 でも、塔から降りると・・・建物自体には天井がない・・・未完成なんだから当然と言えば当然だけれども、「聖堂」に入ったはずなのに青空が見渡せるなんて、これまたかなり変わってる。この奇天烈な建物を、いったい誰がどうやって完成させるんだろう。
ガウディの手による8本の塔と、今建築中の部分って、風合いというか雰囲気というか、何もかもが明らかに違う。 後降誕の門の側の4本の塔を登ったり降りたりしていて気づいたのは、塔の先端にはヴェネツィア風モザイクの装飾があったり、トカゲやカタツムリ(カタルーニャの動物の代表らしい)の装飾があったりで、すごく遊び心を感じる一方、現在足場を組んで「建築中です!」ってあたりって、ごくごく普通の建物っぽくて見ていてもあまり面白味がない。もし200年後にサクラダファミリアが見事完成した暁には、私が今感じてるような違和感というか異質な感じもなくなって、全体的にしっくりするのかもしれないけど。。。
200年後に自分が生きてるかどうかは疑問だけど(スーパー長生き志向!)あの
「いい意味で変わってる」建物の完成に、私が払った入場料も一役買ったんだなあ。と思うとなんだかすっごく愛着がわいて、離れがたかった。

↑
長文にお付き合い頂いてありがとうございます!
人気blogランキングへ ↑こちらもクリックしていただければとっても励みになります。
よろしくお願いしまあす。