もちろん10分ではなーんにもできるわけがない。諦めてスペインとフランスの国境駅、Latour de Carolへ戻るバスに乗った。はあ、ほんとに何しに来たんだか・・・。駅に戻ると「彼らと一緒に車でアンドラに行けば?」と言ってくれた駅員さんが
「楽しかった?」って聞いてくれたけど・・・
「・・・まあまあ」としか答えられない私だった。。。
やや遅れてやってきたバルセロナ行きの列車に乗り込み、
「ひまわり畑!フラメンコ!闘牛!」と気合を入れなおしている間に、14:30過ぎにバルセロナのサンツ駅に到着。すっごい大きな駅〜!列車がこの駅に着くまでに、安宿が多い地域の「カタルーニャ広場」を通過したのを見逃さなかったとっても視力のいい私。とりあえず駅構内の観光案内所でバルセロナの地図をもらい(タダだった。VIVAスペイン!)カタルーニャ広場に戻ってきた。
これぞ南欧の日差し!!太陽が眩しい!! テンションは上がる一方だけど、パリから夜行列車の旅ゆえスッピン、もちろん今もスッピンなのでお肌がジリジリ焼けていく・・・。辛い・・・。でも!!耳に入ってくる街の人たちの言葉が、母音がくっきりはっきり聞こえて嬉しい。ほんとにかなりイタリア語と似てる〜!!
「歩き方」によれば、スペインのお安いお宿は家族経営のオスタルかペンシオン。よさげなお宿を探しつつ、カタルーニャ広場から海に向かって伸びる、賑やかなランブラス通りを練り歩く。ベルギーで知り合ったホンダさんに
「治安が悪くて危ないから宿には泊まっちゃダメ!」って言ってたのってランブラス通りの右側?左側?どっちだったっけ・・・。ダメだ、完璧に忘れてる・・・。
仕方ないのでとりあえず目についた「PENSION」の看板がある建物に入ってみる。3〜4泊は余裕で予約できると踏んでたのに、今夜1泊しかダメらしい・・・幸先悪いなあ。しかも1泊4,000円?!スペインの宿代ってそんなに高いの??ホテルじゃなくてペンシオンなのに?!たとえ1泊でもここには泊まれない・・・。

考える牛。こんな感じでしばし考えた結果
長旅であつかましい症候群に罹患している私は、
「よその宿探しに行くから
1時間だけ荷物預かってくれる?」とお宿のおばちゃん(以下全ておばちゃんはセニョーラと呼ぶことにする。うーんスペインっぽい)に頼んでみた。
「Si(スペイン語でYes。ちなみにイタリア語でもYesのこと)!」って言ってくれたので遠慮なくタヌ夫さんをほったらかしにして再度宿探し。もしあのセニョーラが悪人だったら・・・とかは考えない考えない。大事なものは全部今背負ってるリュック、小タヌ夫さんに入ってるし。

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