帰りは、丘の斜面にけもの道みたいなほそーーい
「空き地の草を踏みしめた跡」みたいなのがあったので、それをば私も踏みしめて何度もスピシュ城を振り返りながら丘を上ったり下ったりしてたらなんとなく村に戻ってきた。
お茶でもしようと思い、「喫茶店」っぽい看板が出てるお店を何件かみてみたけど、どうも「コーヒー豆売ってます」って意味の看板らしい。少し歩くとレストラン風のお店を1件見つけたので入ってみると、
せ、先客の視線が突き刺さる・・・!
1組4〜5人のお客X4組分の熱い視線が。。。コシツェ以来の「対異国人」的な鋭い視線、どーも慣れないわ。
衆人環視の中、緊張しながらSK13の
KAVE(コーヒー)を注文。一番安いコーヒーがSK4、エスプレッソがSK10、一番高いコーヒーがSK28だったので、真ん中のにしてみた。するとグラスに入ったウインナコーヒーがやってきた。まぜまぜして飲んでみると・・
薄ーーーい・・・エスプレッソにすればよかった。。。
(でもこのお店の
トイレットペーパーは今までの中欧のトイレ中で最も柔らかくて、
今まで結構大変な目にあっていたおしりにもとっても優しくジェントリーで、ひとつふたつ失敬したいぐらいだった。マジでマジで)
薄ーいKAVEを頂いて、帰りのバスに乗るべくバス停に行くと、頭にスカーフ巻いてぽわんとした民族衣装のスカートはいてるおばあちゃんが3人もいたので、あっ写真撮りたい!と大急ぎで会話集の
「あなたの写真を撮ってもいいですか?」の部分を指差してみた。
初めは恥ずかしがって(珍しがって、か?)おばあちゃんたちも、
「はいもっと3人くっついてー」とカメラを構えながら日本語で言ってみたらみんなニコニコしてくっついてくれた。
これおばあちゃんたち。

相変わらずぼやけてます。
一人のおばあちゃんが「どこ行くの?(多分)」って聞いてくれたから「レボチャ」と答えると(帰りはS.N.Vに寄らずにレボチャに直帰できた)、3人に一斉に
「レボチ!」と訂正された。ハンガリーでも地名の話になった時に、接尾語みたいなのがついてたことがあったし、(例:トカイ→トカイバ)それと同じようなものかな?
バスが2台3台と続けてバス停に来たけど、レボチャ行きがなかなか来ない。まだかな〜まだかな〜って思ってたら、ソワソワした気分がおばあちゃんたちに伝わったのか、3人が口々に
「すぐ来るから大丈夫よ!!(多分)」
「どこから来たの?(多分)」
「ゴハンは食べてるの?(多分)」みたいなことを話しかけてくれる。優しい〜。お互いに全くあてずっぽうに会話(というか会話集を指差しあいっこしてたんやけど)すること20分、隣に立ってたおじさんが私たちの指差し会話を聞いて(?)いたのか、
「レボチャ行きはあのバス!(多分)」と、少し離れた所に停まったバスを教えてくれた。コシツェ行きって書いてあるけど?!と思いながら発車しようとしてるバスに走ってって「レボチャ?!」と聞いたら運転手さんがうなづいたのでとりあえずSK10払ってヤレヤレと席についてから、あーーーデクイ(ありがとう)っていうの忘れた!って気づいた。
ありがとねさっきのおじさん、と心でつぶやいた。おじさんが教えてくれなかったら今もまだおばあちゃんたちと指差し会話してたかも・・・
バスはまたしても丘を登ったり下ったり(このあたりとっても丘が多い)しながら走ってて、途中すごく小さい集落(村よりもっと規模が小さかった)があった。17:00〜18:00くらいだったと思うけど、その集落の全てのおうちの煙突から煙がたなびいてて、今頃だと夕ごはんの仕度の煙だろうなあ、
「民のカマドは潤いにけり」って感じ!と一人で喜んでいた。(私が何言ってるか分からない人は
仁徳天皇について少し復習して下さい)無事レボチャのバス停に着いて周りを見渡したら、小高い丘の上に教会らしきものが見えたので、明日頑張って見に行くことにした。今日はいっぱい遊んで楽しかった!スロバキアでの目標(スピシュ城見学)も達成したし。ミシマを読む気分には全くならなかった。

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