バスは丘の斜面を上ったり下ったり、意外なスピードでとばしていくので
ジェットコースター気分で胃も上がったり下がったりしてる。遠くに雪を頂いた山がなければ、ちょっとシチリアのバスの旅みたい、と思いながら、先ほどのバスターミナルから40分くらい快調にとばすバスに乗る。と、
小高い丘の上に、白い細長い建物が見えてきた!アレが!!
天空の城ラピュタ〜!!(スピシュ城がモデルらしい)世界遺産って感じ〜!!!と心でキャーキャー騒ぎながら、バスの運転手さんに「あれスピシュ城?」と絵ハガキ見せて確認し、バスを降りる。
降りたはいいけどどこから登るんやろ?この丘・・・
カンを頼りにウロウロ歩いてたら、ホテルの庭とかお墓とか、どうも明らかに見当違いの場所に出てしまう。お墓参り帰りっぽい夫婦が歩いてきたので、スピシュ城の絵ハガキ見せて(会話集はバスの中でリュックにしまっちゃったので)「ここに行きたい」と日本語で言ってみた。すると、身振りで
「ここからぐるーーーっと回って車道を上れ」と言われたような気が。デクイー(ありがとー)とお礼言って、それからてくてく
丘を登ること15分。 その間お墓参り帰りの夫婦以外誰にも会わず、道端のベンチでタトラ山を見ながら休憩。思いっきり油断してる時になんとなく人の気配がして
何っ誰っ?!とビックリして今登ってきた道を見下ろしたら、男の人が一人、大きめのビニール袋を持って登ってきた。
こんな人気のない場所に何の用事〜?コワイ人じゃないやろうなあ??とややビビりながら、せめて門の前まで行って写真撮ろうと思い、頑張って丘を登ること
更に10分経過。
空気が薄いのか、息があがって苦しい。。。膝も痛いし(昨夜寝ようと思って横になった時、ベッド真横にある鉄製のヒーターに膝をぶつけたのだ。
コーーーン!!というなんとも小気味いい音がして膝のお皿が割れたかと思ったぞ。しばらくうめいていた。とっても痛かった)。うう、なんで入れもしないお城にこんなに苦労させられるのだ私は。。。って次第にテンションを下げながらもなんとかお城の正面までやってきた。すると。。。
あれ?門が開いてる。
あれ?中に車も止まってる。・・・
入ってウロウロしてたら「不法侵入の異国人!」って撃たれたりするんじゃないやろうな(
旧東欧=どこにでも軍隊ありってイメージなので)。
まあいいや、入ってしまえ〜!!
スロバキア語で
「撃たないで!」ってなんて言うんやろう、なんて考えながら門から入ると、横にある建物から男の子が出てきた。「お城入れる?」と聞くと、SK15払えと。
入れるんやんか〜!!
もーーー心配させてスピシュ城め!!と嬉しさでニヤつきながらチケット購入。

↑ これチケット。手書きの値段がほほえましい。
あーーやったやったウレシー!!お城から見下ろすSpisske hodhradieってなんて可愛い村なの〜!!丘の途中で見たタトラ山もここから見た方がずいぶん素敵に見える〜!!ああなんだかすごい
達成感。来てみてよかったスピシュ城・・・
お城っていうより巨大な城壁、
大要塞って感じ。お城の前方(多分)には大砲が備えてあって、外壁(石の壁が何重もある)に開いてる覗き穴みたいなのから村を見下ろしたらすごい見通しがよくって、
「中世にはこの穴から、丘を登ってくる敵に向かって
矢を射たり鉄砲撃ったりしてたのかなあ・・・」と夢想したり。

↑嬉しくて2時間くらいウロウロしていた。
砦の上を歩いてると、お城の軍隊を率いる部隊長とか司令官になった気分も味わえて、このシチュエーションにこのお城の風情、
駿がラピュタのモデルにしたのも納得やなあ、ってしみじみ思った。展示室やら塔やらに鍵かかって入れなかったりしたけど。。。
よくよく考えると、レボチャの観光案内所の女の人はスピシュ城が「閉まってる」じゃなく、「オフシーズン」って言いたかったのかも。SK45ってチケットに書いてたし。SK45の時期に来たら、塔に上れて展示室にも入れるはず。よしっまた
オンシーズンに絶対来てやる!
↑現在一人旅ランキング2位!
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