部屋に入ると、
まだ21:00前なのに既に寝静まっている。みんな早寝だなあ。昨夜は聞こえなかった(と思う)そこそこ豪快なイビキが聞こえるので一瞬
「ここ男女相部屋?!」と思ってしまった。
寝るにはまだ少し早いし、日記も書きたいので食堂に行くと日本人の女の子がいた。名前も連絡先も交換しなかったけれど、消灯までの1時間、楽しくお喋り。
日本語で話すと
「えーっとえーっと これ何て言うの?そしてこの人は何を言おうとしているの?」といちいち考えないのでストレスがなくてラクチンだなあ。
言いたいことも100%発言できるし。言いたいことが100%伝わっているかどうかは別にして。 女の子と別れて部屋に戻ってもまだ眠くなかったので、ポンペイでジョバンニにもらったモザイクの石を懐中電灯で照らしながら考えた。
1900年前に灰で埋もれた町には私と同じくらいの年齢の人もたくさんいただろう。
その人たちは跡形もなくいなくなってしまったけれど、
ポンペイにはその人たちが確かに生きていた証が残っている。
道の轍も、水飲み場の囲いのすり減った縁も、その人たちが残したものなんだなあ。
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