気ままに暮らす旅好き・離島好き・変身写真好きなはてるまの身辺雑記です。
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親切なバリャドリッドの住人のアドバイス通りに進むと、無事観光案内所に行きついた
この町の観光案内所が発行している地図はレオンでもらった地図同様とても見やすくて、これ1枚あれば町歩きをしても迷わなさそう。
無料でこんなに使い勝手がいい地図を頂けるなんて

ありがたいありがたい


観光案内所の職員さんの説明によると、カスティーリャ・イ・レオン州の州都であるバリャドリッドは、州都と言っても市内の中心部は比較的こじんまりとしていて、バスなどを使わず、徒歩で動ける範囲内に見どころは固まっているらしい
半日あれば充分見て回れる、手頃な大きさの町とみた。

さ、今日も頑張って歩くぞ!!


観光案内所を過ぎて、少し先にはサンティアゴ教会(Iglesia de Santiago)という16世紀の終わりに建築が始まった歴史ありげなゴシック様式の教会が見える。
そのままサンティアゴ通り(サンティアゴだらけだ)を進むと、つきあたりには

スペインの町には必ずひとつはある、と言っても過言ではないネーミングの「マヨール広場(Plaza Mayor)」に出た。

ギラギラ照りつける太陽に炙られ、歩き始めたばかりなのにもう既に顔や背中から噴き出す汗には閉口するけれど、いかにも歴史を感じさせる町並みの中を歩くと自分が中世にいるような気持ちになるのが楽しくもあり不思議でもあり・・・。


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レオンを出発して2時間くらいで、バリャドリッドのエスタシオン デ アウトブセス(バスターミナル)に到着した。
まずは初めて来た町のお約束、何かと頼りになる観光案内所を目指す

エスタシオン デ アウトブセスからカンポ・グランデという、その名のとおり大きな公園

(カンポ=広場 グランデ=大きい)を通り過ぎ、15分ほど歩いたところにあるソリーリャ広場に向かった。

「歩き方」には、さもそのソリーリャ広場に観光案内所があるかのように書いているけれど・・・実際には見当たらない。
そのあたりを歩いている人をつかまえ、ソリーリャ広場から伸びるサンティアゴ通り(おみやげ物屋さんやBar(立ち飲み屋さん)やリストランテがあるとっても賑やかな通り)に観光案内所があると教えてもらった。教えてもらった通りに歩くと、ほどなく観光案内所に到着した。

まあこの程度の記載漏れに目くじらたてるほどではないよね、「歩き方」の場合・・・。

この町の観光案内所でもらえる地図は、レオンでもらった地図同様とても見やすくて、

これ1枚あれば町歩きをしても迷わなさそうでありがたい


カスティーリャ・イ・レオン州の州都であるバリャドリッドは、州都とはいえ市内中心部は比較的こじんまりとしていて、バスなどを使わずに徒歩で動ける範囲内に見どころは固まっているらしい。

さ、今日も頑張って歩くぞ!!


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心ばかりのお祝い、と持参したワインを新婦に渡すととても喜んでくれて、早速新郎のご両親、そしてご自分のご両親にも報告してくれた。
すると新郎のご両親からは温かい抱擁とほっぺにキスを、新婦のご両親からは、

他人に対する日本人の精一杯のボディタッチ、握手でお礼をして頂いた。
新郎のご両親も新婦のご両親もとっても嬉しそう。結婚って、挙式をした当人だけじゃなく、周りの人たちも幸せにできるんだなあ。。。
新郎新婦を筆頭に周りのみんなから幸せのおすそ分けをしてもらい、Kさんも私も本当に楽しいひとときを過ごしたのだった。

翌朝。
昨日はご披露パーティで夜遅くまでワイワイと楽しんだのに、意外と早く目覚めた。国際結婚カップルとそのご両親の幸せな姿を見たからか、日本にいる両親のことが少し気になる。結婚どころか自分が今どこにいるかすらの連絡もしない、

親不孝な娘を持った気の毒な両親のことが


ずいぶん長い間電話もしていないしハガキも出していない。。。楽しく過ごしていると

実家への連絡がついつい疎かになってしまうのは私の悪いクセだなあ。

今日の夜、寝る前に絵ハガキでも書こう!と思いつつ、バスに乗って内陸部へおでかけ。

今日はスペイン史に名を残す人物と縁が深い古都、バリャドリッドへ日帰り観光しよう!


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さっぱりしていて面白いKさんのお人柄のせいもあるけれど、初めて会った人なのに、昔からの知り合いみたいな気がする。

やっぱり「母国語で話し合える」って素晴らしい!!


助手席に座っているKさんと後部座席にいる私が大阪弁で盛り上がっていると、退屈したドライバーのセニョール(おじさん)が大きな声で私たちが話す大阪弁のリズムの真似をしてめちゃくちゃな言葉を発し、
「今なんて言ったか分かるかい?『この子たち、見た目は日本人なのに

中身はスペイン人のセニョーラよりよく喋るよ!』
って言ったんだよ」
と、後ろを振り返ったまま運転をし続ける。

Kさんと私が
「危ない!前見て運転して!!」と叫ぶと、セニョールも一緒に「アーブナーイ!アーブナーイ!」とおおはしゃぎ。
セニョールのこのノリ・・・前が全く見えない濃霧の中、カンタブリア山脈越えをしているのにお客さんと楽しく談笑しながら長距離バスを運転していたセニョールを思い出すなあ。

国際結婚カップルの披露宴パーティ会場になっている新郎のご実家に着くと、既に開宴しているらしく、お庭に集まったひとたちの楽しそうな話し声や笑い声が聞こえる。

私たちを連れてきてくれたセニョールが気を遣ってくれ、私たちの分も長テーブルの席を確保してくれたおかげで、パーティ中もKさんやセニョールの近くでワイワイと楽しく過ごせた。Kさんと周りのスペイン人のゲストが話す時には通訳の真似事のような事をして、Kさんにもスペイン人たちにも

「アンタがいてくれてよかった!!」と言ってもらえたことが嬉しくて、外見は「いやあ、それほどでも」という風に演じつつ、内心では大喜びしていたり・・・。


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ご披露パーティの会場に着くまで、久しぶりに大阪弁全開で話し合った。
車を運転してくれていたセニョール(おじさん)が「タクシーの運転手さん」扱いになってしまい、申し訳なかったけれど・・・。

Kさんは今までアジアを中心に一人旅を重ねていて、スペインに来るのは今回が初めて。スペイン人男性と国際結婚をしたお友達に誘われて結婚式とご披露パーティに出席することになったけれど、スペイン語が全く分からないのでパーティでは退屈するかも・・・と思っていたところ、タイミングよく前日に見かけた日本人(と思われる)私と再会したので、新婦に「言葉が通じる人がいたらパーティも楽しめるから!!」と、私も参加できるように頼んでくれたそう。

国際結婚のカップルの挙式について

「ほんまはあの子ら、レオンカテドラルで結婚したかったんやけど、『○○(新婦のお名前)がキリスト教徒ちゃうからあかん』って断られたから別の教会で結婚することにしたんやって」というような裏事情まで教えてもらったり、

まさかと思って油断していたインドネシアで一人旅を楽しんでいると、睡眠薬強盗の被害にあい、貴重品をごっそり持って行かれて
「その後めっちゃ困ったけど、まあレイプされた気配はないし

それだけでもラッキーやったかな〜って。ハハハ」
と、怖い出来事も笑い話にしてしまうKさんの豪快さにホレボレしながらしばらくドライブを楽しんだ。


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突然国際結婚をされたカップルのご披露パーティに参加させて頂く、と決まったので、

それからは大忙し。ご披露パーティの会場は旧市街から少し離れたところにあるらしく、ここからは何台かの車で移動するらしい。
車に便乗させて貰う為に、大急ぎでお宿に戻り、Tシャツ・短パンを脱ぎ捨てると一瞬でシャワーを浴びて一張羅の黒いヒラヒラワンピースコスタ・デル・ソルのフリーマーケットで買った安物。かなり重宝しています)に着替えた。

そしてお祝いの席に手ぶらで参加するのも・・・と思ったので、大汗をかきながらスーパーマーケットに立ち寄り、奮発して少し高めのワインを購入。
ワインを抱えて待ち合わせ場所に駆けつけると、

あら、誰もいない・・・


約束した相手が日本人だったので油断(?)してしまい、新郎のお宅に連れて行ってくれる運転手が、20分〜30分くらいの遅刻は気にしないスペイン人だってことを忘れてた。。。もう少し時間をかけて準備しても充分間に合ったかも。
暑い中を走ったせいで汗がダクダク溢れてきた。せっかくシャワーを浴びてスッキリしたのに、これじゃ元の木阿弥だわ。。。

近くのBar(立ち飲み屋さん)に入ってカフェ・コン・イエロ(アイスコーヒー)を飲みながら涼むこと30分。
新郎の親戚のセニョール(おじさん)が運転する車に乗ってKさんが

「お待たせ〜!」と元気に待ち合わせ場所にやって来た頃には、汗はすっかり引いていた。


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教会の前で友人やカメラマンに囲まれて笑顔を振りまいている国際結婚カップルから少し離れたところには、昨日レオン博物館ですれ違ったと思われる女の子がいた。
タイミングよくこちらを見て、私を見つけた女の子が昨日と同じように感じよく会釈をしてくれた。ドレスアップをしているということは、あの女の子は新婦の関係者にちがいない。

これは一言お祝いを言わなくちゃ


女の子(=Kさん。偶然にも私と同じ大阪出身)は新婦の友達で、この挙式に出席する為に10日間の休暇を取ってやって来たらしい。

私が毎日一人でフラフラしていることを話すと、Kさんは「ちょっと待ってて!!」と新婦に近づき、何かを耳打ち。すると新婦が新郎に耳打ち。新郎が耳打ちをし、新婦が再びKさんに耳打ちをすると、それを聞いたKさんが笑顔で戻ってきて

「あのね、今から結婚披露のパーティするんやけど、ぜひ参加して下さいって!!」と、思いがけないお招きをしてくれた。
展開の速さについていけず、

えっなんで私が?!!
嬉しいけど・・・でも全然知らない人の披露パーティに出席させてもらってもいいのかな??
と躊躇していると、Kさんは「ええからええから!○○(新婦のお名前)もダンナさんも来てって言うてるし、

あたしと一緒にいこ!」
と、全く屈託がない。
新郎と新婦の方を見ると、二人とも私を見てニコニコ笑っているし、新婦に至っては「おいでおいで」と手招きまでしてくれている。

そんなに誘って頂けるなんて。少し緊張しますが・・・厚かましくお邪魔させて頂きます!!


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外国の結婚式って、(こんなに格式があるカテドラルでの挙式なのに)全然『気取り』がない。
もちろん映画俳優のようにドレスアップをして、素晴らしくおめかししているご来賓も多いけれど、「えっそんな普通の格好で来ていいの??」と聞きたくなるくらいの

「普段着」で参加している人も結構いる
しかも少々遅刻しても全く悪びれる様子もなく、そのあたりの座席に陣取って何事もなかったように聖歌を歌ったりして。。。

この日はいい日取りだったのか、このカップルの後にも2組の挙式を見ることができた。どのカップルの挙式でも招待状を確認されることもなければ、新郎新婦のご親族やご来賓の人たちから「アナタ観光客でしょ?

関係者以外は立ち入り禁止です!」
と咎められることもなく、気持ちよく参加させてもらえた。(参加というよりも『カテドラルの片隅に着席させてもらえた』という感じに近い??)

結婚式の合間にはガウディが手がけたカサ・デ・ロス・ボティネス(町の中心に建っていて今まで何度も前を通りがかっていたのに気付かなかった)を見学したり、バリオ・ウメド(Barrio Humedo)と呼ばれるBar(立ち飲み屋さん)が連立する地域をウロウロしたり。

好みのタパス(小皿料理)をつまんで小腹を満たし、再びレオンの街をブラブラしていると

「私たち今まさに挙式しました」という雰囲気のカップルが素晴らしい笑顔で教会から出てくる場面に遭遇した。
今日はほんとにいいお日取りなんだなあ、と思いながらカップルをよーく見ると、

新郎はスペイン人で新婦は日本人のような?!国際結婚かも!!


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翌日。
朝から自然に足が向かったのは、圧倒的なステンドグラスを擁するレオンカテドラルだった。
観光客らしからぬ服装の人たちが何人かいたので、入り口からそっとカテドラルを覗くと・・・
今まさに結婚式が始まろうとしていた!

これはさすがに部外者が入るのは無理だろう、と引き返そうとすると、観光客っぽい人が何人も何人もカテドラルに入っていくのにすれ違った。

白人ならよくて東洋人ならダメ、ってことはない・・・とも言い切れないなあ。ヨーロッパだし、目には見えないけれど

レイシズムは深く静かにひそんでるし。咎められたら「ごめんなさい」って謝れば許してもらえるかな?
なとど考えながら、他の観光客の後ろからそっとカテドラルに入った。

結婚式向けなのか、昨日見学に来たときには閉まっていた聖歌隊席の後ろのガラス扉や、カテドラルの正面入り口が開け放たれていて

ステンドグラス昨日以上に素晴らしくキレイに見えた後ろの方の座席に座ってステンドの美しさに見とれていると、オルガンの演奏が始まり、新郎と新郎のお母さん、続いて新婦と新婦のお父さんが腕を組んで静かに入場してきた。

・・・素敵!!まるで映画のワンシーンみたい!!
ステンドグラスを通して色とりどりの光が降り注ぐカテドラルの中で永遠の愛を誓う初々しいカップルの姿は一幅の絵画のようで、偶然にでもこの場に同席させてもらってありがとう!とお礼を言いたいくらい。

この二人の未来が素晴らしいものになりますように。。。


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パラドール(スペイン国営ホテル)の受付のセニョール(おじさん)が教えてくれたMuseo de Leon(レオン博物館)には、ルネッサンスやバロックの絵画や彫刻、11世紀に作られた象牙のキリスト像などが展示されていた。
回廊や教会と同じようにこの博物館にもゆったりとした時間が流れている。
見学を終えて美術館から出ようとしていたパラドールの宿泊客ではなさそうな節約旅行者」風の女の子とすれ違ったので、日本人っぽいな〜と思って見ていると彼女が振り返り、にっこりと笑って会釈をしてくれた
感じのいい人だ。久しぶりに会う日本人(と思う)なんだし、

声をかけてみればよかったかな・・・。


すれ違った女の子のことを気にしつつ、ミサが終わったサン・イシドロ教会(Real Colegiata de San Isidro)を見学。
この教会は、8世紀に着工後、1063年にセビーリャ大司教・聖イシドロに捧げられたもの。ゴシックやルネサンス様式に改築が施され、各様式がミックスされた現在の形になったそう。

教会の地下にはレオン王国の歴代の王らが眠っている「王の霊廟」が、そして付属の美術館にはロマネスク様式の傑作とされているパンテオンサンティアゴ 010
がある。

ロマネスク美術システィーナ礼拝堂と呼ばれるこのパンテオン、天井に描かれた聖書や神話の光景や中世の生活の様子の保存状態の良さには驚くばかり。
高松塚古墳の飛鳥美人画を見る影もなくしてしまった無能な研究者たちも、このフレスコ画の保存方法を研究すればよかったのに。。。


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