翌日。
若いお嬢さんが勢ぞろいしている
ポルトの観光案内所でオススメされた見どころめぐりをする。
まずはクレリゴス教会の塔に登り、高さ76mから
ポルトの街を一望する。赤い屋根が続く
ポルトの街は
(こういう風景をみると毎回そう思っているけれど)プラハに似ているような気がする。ドウロ川を挟んで、昨日
ポルトワインの試飲に行ったOSBORNEワイナリーのあるヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアまでを見晴るかし、自分が泊まっているお宿の建物を確認。緑の海のようだったシントラや、大西洋を臨むナザレとは全く違う都会の景色を目に焼き付けた後でサン・フランシスコ教会に行ってみた。
地味な外観のサン・フランシスコ教会に1歩入った途端に自分の目を疑った。壁といわず天井といわず
とにかく
建物内部の全てが金ぴか!!
大航海時代、新大陸
(この言葉には相変わらず納得できないけれど)の金と貴石の発見によってもたらされた莫大な富がターリャ・ドゥラーダ(金泥細工)といわれるこの金ぴかのバロック様式の装飾を可能にしたらしい。壁や天井はスゴイのに、なぜか床が木の部分があり、建物が古いせいか、
その床の部分を歩くと
「きいい」と変な音がする。
ポルトガルにも『うぐいすばり』があったのかな?柱や壁にところせましと施された彫刻と金箔に目がくらみそうになりながらサン・フランシスコ教会を出、カテドラルを見学たところでお昼休憩。
ポルトに着いた日に食べ損ねたムース・デ・ショコラーテ(チョコムース)を頂いて満足し、
ポルトガルがこの富を得るキッカケになった大航海を命じたエンリケ航海王子の像
をみる。
この人の命令ひとつでどれだけ大勢の人が大西洋に命を落としたことか。
ロカ岬から眺めたはてしない大西洋の風景を思い出しながら、不慮の死を遂げたたくさんの船乗りや冒険家たちに思いをはせた。
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