気ままに暮らす旅好き・離島好き・変身写真好きなはてるまの身辺雑記です。
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ちなみにプロフの写真はベトナムで撮ってきました。
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ブログ「はてるまが行く!」にお越しいただき、誠にありがとうございます^^

このブログは
イタリア→ハンガリー→スロバキア→ポーランド→チェコ→ドイツ→オランダ→ベルギー→フランス→アンドラ公国→スペイン→モロッコ→再びスペイン→ポルトガル→みたびスペインというルートを辿った放浪日記となっております。

キャスターつきの大きなリュック(その形状からタヌ夫さんと命名)をゴロゴロとひきずって気の向くままに旅をする、英語が苦手な似非バックパッカー・はてるまの女一人旅奮闘記、御用とお急ぎでない方はぜひぜひお付き合い下さいませ。


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               以下旅日記へ続きます↓

テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

翌日。
山で囲まれた盆地にあり、近くをミーニョ川が流れるLugo(ルーゴ)の町。
中世には聖職者しか住んでいなかった、というくらいに一時は廃れてしまったけれど、1129年に聖母マリアに捧げられる為のロマネスク様式のカテドラルの建設が始まり、
中世後期には、

サンティアゴ・デ・コンポステーラのような巡礼の中心地に

なったこともあった
、らしい。


3世紀〜4世紀にかけて建設されたローマ城壁は別格として、この町で一番古い建物はカテドラル。
最初にカテドラルの祭壇にお参りした後は中世の雰囲気を色濃く残した静かな回廊を見学。町を歩いていた時もあまり観光客の姿を見かけなかったので、静かな町だなあ、とは思っていたけれどこのカテドラルにもほとんど人はいない
こんなに静かな雰囲気の中、落ち着いた気持ちでキリスト像に向かうのは本当に久しぶりだなあ。

移動に引き続き、休みなく歩き回ってお腹が空いたので、観光はこのくらいにして地元の人が多そうなリストランテをさがしてウロウロ。

海から離れたLugoではマリスコス(魚介類)以外の名物料理があるんだろうな。そしてそれはきっとお肉のはず・・・

肉食人種としてはほんとに楽しみ!!



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テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

Lugoルーゴ)は他のヨーロッパの町と同じように旧市街の道は迷路のように入り組んでいる。

迷子になりやすいと自覚しているので、とにかく分かりやすいところでお宿を探そうと思い、バスを降りるとすぐにタヌ夫さん(キャスターつきリュック)と一緒に観光案内所に駆け込んだ。

ガリシア地方の観光案内所の職員さんは親切で感じのいい人ばかりで、ここでもLugoの町の見どころや宿泊施設を(しかも安宿を重点的に!)丁寧に教えてくれた。

Pazo de la Mazaという広場のほど近くにある建物に、清潔で窓も大きく、洗面台の蛇口からも水がタップリと出る、いいお部屋が見つかった。
宿泊費は1泊約2,800円なので小躍りするほどの「安宿」感はないけれど、まあたまにはいいか。。。

タヌ夫さんを部屋に置き、迷子になった時の為に受付のセニョールにお宿の住所を書いたカードを1枚もらい、Lugoの散策に出かけた。
まずはこの町の観光の目玉、ローマ城壁の周りをウロウロしてみる。
ルーゴ ローマ遺跡

ローマ時代の市壁として残っているものでは保存状態が良好で、今でも欠けることなく街の周囲を360度ぐるりと取り囲んでいる。
壁の高さは10メートルから15メートルで、長さは2.5km。71の塔を持ち、今ではローマ城壁として、世界遺産に認定されているそう。


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テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

いつものように運転手さんのすぐ後ろの席に座ると、ア・コルーニャの思い出と次の街への期待が混ざり合い、なんともいえない高揚感に包まれた。そんな私の他に4〜5人の乗客を乗せたバスは大西洋に突き出た半島からどんどん内陸部に進む。

思えばポルトガルのリスボン以来、大西洋とは長い間着かず離れずのいい関係(?)を築いてきたのだなあ。潮風に吹かれながら泳いだり眺めたりした大西洋ともこれでついにお別れか。。。

オラリオ(時刻表)通りに出発したバスがベタンソスという町を通り過ぎる頃には、バスの窓からの風景はすっかり山の中の景色になっていた。
真っ青な海と空の景色を見慣れた目には濃い緑の山々はとっても新鮮。

バスの窓を開けて酸素がたっぷりありそうな空気を吸い込みたい誘惑にかられている間に今回の目的地、Lugoルーゴ)に到着。

Lugoは紀元前26年から12年にかけてローマ皇帝アウグストゥスの軍団長によって建設され、「ルクス(明るい)・アウグスティ」と名付けられた。カンタブリアとの戦争による駐屯地の跡に建てられた町で、3世紀終わりから4世紀始めのローマ帝国後期に、立派な市壁が建設された。

そんなLugoもローマ時代以降は無人となり、中世初期に住んでいたのは聖職者だけだったという説もあるらしい。。。

西洋史の光と影栄枯盛衰。そんな言葉を髣髴とさせる町だなあ。


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翌日。
ア・コルーニャの街もとうとう今日で見納め。最後にこの街が『ガラスの街』と呼ばれる所以になった、ガラス窓がキラキラ輝く白い窓枠の建物が続くマリーナ大通りをタヌ夫さん(キャスターつきリュック)引っ張っりながら歩く。

お宿から街外れにあるエスタシオン デ アウトブセス(バスターミナル)までは道の起伏が多く、予想以上に時間がかかりそうだけれど、先を急ぐわけでもないのでのんびりのんびり進む。

ゆっくり歩いていたにも関わらず、道に起伏があること、タヌ夫さんが太りすぎて重いことなどなどが原因で、警察署の前を通った時にはかなりいい感じで汗をかいていたせいか、通りがかった警官に

「セニョリータ、駅に向かうバスに乗るならすぐ近くにバス停がありますよ!

案内しましょうか?」
と声をかけられたり。。。

行きたいのは駅じゃなくエスタシオン デ アウトブセスです。セントロ(街の中心地)からここまで歩いてきたので、あと少し頑張って歩きます!と返事をして通り過ぎようとすると、

「Venga !(頑張れ)!」と、励ましの声をかけてくれた。
その声に背中を押されたようで、タヌ夫さんを引っ張る手にも力が入り、その後の道のりは楽に歩けたような気がする。

初めて来た時は手強そうな街だと思ったけれど、住んでいる人も食べ物も海も最高の、本当にいい街だったなあ。


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「英雄ヘラクレスが巨人ヘリオンを3日3晩の戦いの末に破り、ヘリオンを埋めた地に焚いた火が、大西洋を渡る船の信号になった」という神話を元に建てられたこの塔は、

現在使用されている灯台としては世界最古のものらしい。

2世紀に神話を元に建てられた建物がシッカリと手入れをされて今も海を渡る船を見守っていることに、この塔とア・コルーニャという街の歴史を感じる。

そしてかつて「死の海岸」と呼ばれたこの危険な水域を照らす灯台は、これからまた何世紀もヘラクレスのように力強く灯りを灯し続け、たくさんの船を導くのだろう。

ちなみに、「血と金の旗」

supein01.gif
と言われる現在のスペイン国旗を見てみると・・・
国土を表す黄色の帯を、レコンキスタを含む数多の闘いを乗り越えて血で守り抜いた歴史の象徴である上下の赤色の帯で挟む。黄色い帯の部分に描かれているのは国家の紋章

spainArmsjpg.jpg
で、かつての5王国の紋章を組み合わせた盾と王冠の左右にあるのはヘラクレスの塔
大西洋を渡る船と同じく、

スペインヘラクレスに守られているのだなあ。



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目指すTorre de Herculesヘラクレスの塔スペイン語ではHを発音しないので「エルクルス」と呼ばれているらしい)はア・コルーニャのセントロ(中心地)から3kmほど歩いたところ、ア・コルーニャがある半島部分の北端にポツンと建っていた。

ここは2世紀に建てられたローマ時代の灯台で、その後長い年月を経て18世紀に外部が修復され、今の姿になったそう。

入場料を払えば塔の中を登れるということなので、

○カと煙同様、高いところが大好きな私はもちろん登ってみることにした。
遠くから眺めるとたいして高く見えなかったヘラクレスの塔。実際に中に入ると、かなりの段数の螺旋階段が待っていた・・・。
足元を見ながらぐるぐるぐるぐる。。。間が回るううう。。。張り切って「登ろう!」と思ったにも関わらず、いつまでも続く階段に「一体何段あるのよっ」

イライラしてしまう私という人間の小ささよ。。。

そんなふうにぶーぶーと文句を言いつつ、大汗をかきながら螺旋階段を登りきった時に見た景色の雄大なこと!

目に入るのは真っ青な大西洋と晴れ渡った空だけ。まるで空に浮かんでいるよう。
縦長の細長い箱の上に二階建ての教会を建てたような塔の上ではア・コルーニャの街中よりも潮風が強く強く吹いていて、日除けの帽子もサングラスも吹き飛ばされそうになる。


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確かに最近海沿いの町ばかり見てきたし、このあたりで一旦内陸に引きこもってみるのも新鮮かもしれないなあ。
といっても今更エストレマドゥーララ・マンチャほど内陸には行くつもりはないし。

さて、どうしようかな?

とりあえず今日の午後は最後になるかもしれない大西洋を楽しむとしよう。
穏やかな波に身を委ねてちゃぷちゃぷと揺られていると、体の中の毒素がじわじわと溶け出していくみたい。。。

翌朝は前日の海遊びのせいか、すっかり寝坊してしまった。
今日は海遊びではなく観光気分だったので、観光案内所の職員さん、plupo a la gallega(タコのガリシア風)を食べたリストランテからお宿まで送ってくれた親切なご夫婦が揃って教えてくれたヘラクレスの塔を見学。

お宿を出て道に迷わないように気をつけながら旧市街の目印として活用(?)している立派な市庁舎の前まで行く。(この建物の中では今日もたくさんの公務員の人たちが働いているんだなあ。。。

こんなにいいお天気なのに、ご愁傷様です)

その後は市庁舎の前から延びる幅の広い道をまっすぐまっすぐ歩く。
緩やかな坂道を登ると、昨日楽しく遊んだ大西洋が見えてくる。
こんな風に歩いていると、

旧市街のややこしい小道も少しは足になじんできた気がする。



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「アチャー!」「ジャッキー!」と騒ぐ子供たちは、海で泳いでいる私をPlaya(浜辺)まで引っ張って連れてくるくらいに大胆だけれど、子供たちのご両親はさすがにというかやはりというか、ガリシア地方の人らしく穏やかで物静かな雰囲気

でも決して寡黙というわけではなく(比較の対象がヨーロッパの中でも群を抜いて騒がしいスペイン人なので『物静か』感じるけれど、見ず知らずの他人を気軽にお昼に誘ってくれるあたり、

このご夫婦もかなりフレンドリーではある
、片言でもスペイン語を話す東洋人に興味を持ったのか、色々と質問をなげかけてきた。

・・・この親にしてこの子あり、とはこういうことだなあ。。。

問われるままに、一人でフラフラと旅をしていること、サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラルに感動し、サンティアゴの巡礼路のゴールを見ようと地のはてフィニステレまで行ったのはいいけれど、そこからの行き先をどうにもこうにも決められなかったこと、行き先を決めないままバスに乗り込んだら

なんとなくア・コルーニャに来ていたこと
などなどを話すと、

「大西洋沿いをずっと北上してきたなら、次は海から離れた町へ行ってみるのはどう?

ガリシアのいいところは海だけじゃないわよ!」
と、旅のルートについて色々とアドバイスをしてくれた。


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あまりやる気のないベビーシッター、という体でしばらく子供たちの相手をしていると、先ほどから少し離れた場所から私たちの様子を眺めていた、子供たちのご両親らしき人たちが近づいてきた。

これでこの子達と離れるキッカケができた!と思い、「Adios(さようなら)!」と子供たちに声をかけて再び海に入ろうとすると、子供たちのお母さんが

「子供たちの相手をしてくれてありがとう。」と、わざわざお礼を言ってくれた。
「De nada(どういたしまして)」と返事をすると、
「私たちはこれからお昼の食事を食べるんだけど、よければセニョリータも一緒にどう?」

魅力的なお誘いが!

え〜いいんですかあ?(いいですよ、と言ってもらえると分かっているのに確信犯的に聞いてみる)ぜひご一緒させて下さい!と満面の笑みでお礼を言い、いそいそとこのご家族にくっついてリストランテに移動。

昨日食べたpulpo a la gallega(タコのガリシア風)を超えるほど「絶品!」と感じるお料理はなかったけれど、

お値段・ボリューム共に一人では注文する勇気がなく

今まで食べたことがなかったランゴスタ(伊勢えび)のグリルを頂けたので大満足
食事中もケラケラ笑いながらご両親の目を盗んで「ジャッキー!」「ハポネサ!アチョー!」と攻撃してくる子供たちには閉口したけれど。。。


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